日時: 9月12日(木)午後7時~午後8時15分 場所: 松本市Mウィング 4-4 講師: Stephen SANGUINETTI さん 演題: 豊かに多様性に満ちた日本食文化 出席: 21名(会員14、一般6、学生1)
スティーブンさんの住んでいた米国マサチューセッツ州・ニューベッドフォードは、ポルトガル出身者の多い地区で、ポルトガル生まれの母方の親族の家では毎週ホームパーティーが開かれていたそうです。そこで、ご家族手作りのポルトガル料理を楽しんでいました。大家族で、長兄はシェフ、彼の夢もシェフになることだったとのこと。そんなことから、料理についての関心も深く、日本に来て約10年の経験から、日本料理についての特徴を味・季節感・素材・調理法・料理人の接客法や修行などを通してお話していただきました。日本では伝統・完璧を重視するのに比べ、アメリカでは“something new”といって、いつも新しい物を追求するということに重きをおくと解説し、それぞれの料理の良さを若い感性でとらえていました。 (文:村山、写真:矢内)