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小学生レポート「なぜ、十二天守はのこったのか」文部科学大臣賞受賞

松本城管理事務所経由で、福岡県の小学生(福岡教育大学附属福岡小学校3年)から葉書を頂きました。 松本城でALSA会員が交わした会話が、彼女のレポート「なぜ、十二天守はのこったのか」が「文部科学大臣賞」(第14回小学生・中学生「城の自由研究コンテスト」主催:日本城郭協会・学研プラス 後援:文部科学省・朝日学生新聞社・教育新聞社)の受賞に繋がったようです。

松本城を目の前にして、彼女の質問に対して「廃城令にもかかわらず松本城が今まで残ったのは、市民らの継続的な力に守られたから」と会員は答えました。

彼女は、授業で城下町歩きをして調べていく中で、歴史を知る面白さに気づき、姫路城で現存「十二天守」(弘前、松本、丸岡、犬山、彦根、姫路、松江、備中松山、丸亀、松山、宇和島、高知の各城)を知りました。 日本にたくさんの城がある中で、これらだけがなぜ残ったのかに疑問を抱き、現存十二天守に関して、手紙を通して取材した弘前城以外には、全て現地に赴き、直接取材をして、自分の疑問点を解決していった。

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